全体の寸法は売っている木材の長さを参考にして決めました。(単位:mm)
建物とデッキは固定してあり、離れ寸法223mmは固定するのに使用した木材の幅によるものです。説明
下図で建物側2ヶ所の柱(a,j)は、コンクリートのたたきを利用したので沓石は置いてありませんが、周囲をシール剤で防水処理してあります。写真参照 写真参照
上図で、側板は2×8、梁(A,B)は2×6、床板は2×4を使用しています。
梁(A,B)は、床板の厚さ分(38mm)だけ側板より下げてあり、床面と側板が同一になるようにしました。写真参照
柱(a,c,e,f,k,l,m,o)は通し柱で、柱(b,d,g,h,i,j,n)は床下までの柱です。
使っているボルトの本数は、柱(a,e,k,o)が前後方向に1本で左右方向に2本、柱(b,c,d,l,m,n)が前後方向に2本で左右方向に1本、柱(f,g,h,i,j)が前後方向に2本で合計40本です。
ボルト数については、柱と側板、柱と梁の固定に、ボルトを2本使用する個所を増やしました。
理由は、4本の棒をそれぞれ1点で固定して四角形を作っても平行四辺形へ変形してしまいますが、1ヶ所でも2点で固定すれば変形しにくいからです。
柱の寸法は、四隅の柱(a,e,k,o)に側板を仮組みして水準器で水平を測り決め、穴をあける間隔は下図の側板と同じです。
床面から手摺上面までは738mmです。(床上面から柱上端まで700mm+手摺の板厚38mm)
中間の梁(A)は1本でも十分だと思います。
デッキの床板は隙間なく敷いた場合のもので、柱が90×90mmなので両端の床板には2×6を使い、他は2×4が26本です。
使用した木ネジ(ステンレス)の使用本数は次の通りです。
床板は2×4,2×6共に1本。写真参照
手摺及びクロス部分は2×4で2本。写真参照 写真参照
パーゴラの支えの部分は1本です。写真参照
※クロス部分は、手摺・床板より先にビス止めします。
板幅が広くなると、時間経過と共に板が反ってきますので、加工取付時は注意します。